貸金業務取扱主任者資格試験の攻略サイト
最終更新日 2023/8/15
貸金業務取扱主任者.com
Top page
Contents menu
貸金業務取扱主任者資格試験の攻略サイトのご利用案内
貸金業務取扱主任者資格試験の概要
貸金業法・出資法・利息制限法等
取引に関する法令・実務(民法・民事訴訟法・倒産法等)
資金需要者等の保護(個人情報保護法・消費者契約法等)
貸金業務に関する財務・会計
過去問題集
貸金業務取扱主任者資格試験のリンク集
貸金業務取扱主任者資格試験の攻略サイトの更新情報
管理者紹介
法律系資格総合サイト

テキスト
「合格教本」


Amazon:合格教本


過去問題集

Amazon:過去問題集


予想問題

第1回~第5回

Contact us

貸金業務取扱主任者資格試験攻略に関するお問い合わせ



◎ 令和4年度試験(第17回)過去問


 問題19

貸金業者向けの総合的な監督指針におけるシステムリスク管理態勢に関する次の①~④の記述のうち、その内容が適切でないものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。

① サイバーセキュリティ事案とは、情報通信ネットワークや情報システム等の悪用により、サイバー空間を経由して行われる不正侵入、情報の窃取、改ざんや破壊、情報システムの作動停止や誤作動、不正プログラムの実行やDDoS 攻撃等の、いわゆるサイバー攻撃により、サイバーセキュリティが脅かされる事案をいう。

② システムリスク管理態勢の検証については、貸金業者の業容に応じて、例えば、システムリスクに対する認識等として、経営陣は、システムリスクの重要性を十分に認識した上で、システムを統括管理する役員を定めているかに留意して検証することとされている。

③ システムリスク管理態勢の検証については、貸金業者の業容に応じて、例えば、情報セキュリティ管理として、貸金業者が責任を負うべき資金需要者等の重要情報を網羅的に洗い出す必要があるが、資金需要者等の重要情報の洗い出しにあたっては、通常の業務では使用しないシステム領域に格納されたデータを除くすべてのデータ保存領域について、障害解析のためにシステムから出力された障害解析用データ、現金自動設備(店舗外含む。)等に保存されている取引ログ等のようなデータを洗い出しの対象範囲としているかに留意して検証することとされている。

④ システムリスク管理態勢の検証については、貸金業者の業容に応じて、例えば、システム監査として、システム部門から独立した内部監査部門において、システムに精通した監査要員による定期的なシステム監査が行われているか(外部監査人によるシステム監査を導入する方が監査の実効性があると考えられる場合には、内部監査に代え外部監査を利用して差し支えない。)に留意して検証することとされている。





 問題19 解答・解説

「システムリスク管理態勢(監督指針)」に関する問題です。


①:○(適切である)
 
本肢の通りです。


②:○(適切である)
 
本肢の通りです。

③:×(適切でない)
 資金需要者等の重要情報の洗い出しにあたっては、業務、システム、外部委託先を対象範囲とし、例えば、「通常の業務では使用しないシステム領域に格納されたデータ」「障害解析のためにシステムから出力された障害解析用データ等のようなデータ」「現金自動設備(店舗外含む。)等に保存されている取引ログ」等を洗い出しの対象範囲としているかに留意して検証することとされています。
 よって、通常の業務では使用しないシステム領域に格納されたデータを「除く」としている本肢は、誤りです。


④:○(適切である)
 
本肢の通りです。



正解:③



Copyright(C) Makoto Tamura All Rights Reserved